2016年 12月 03日
三匹の犬のブローチ |
シルクハットを口で運んだ お洒落なプードルたちです。
合金
毛の部分の細工は ハンドワークで金属を打込んで作られたようです。
幅4.5cm
SOLD
*落下防止用のシリコンをお付け致します。
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これは9月11日に 20歳半で天国へ行ってしまったコマの
赤ちゃんの時の写真です。
以前にもお話した事が有るのですが、
今日は もう一度 その出会いの日の物語から..
私が大阪の西成区に住んでいた頃、ある天気の良い日の事です。
先代の猫の「コマ」を連れて近くの公園で日向ぼっこをしていました。
そこへ 一人のおっちゃんが 段ボールを抱えて 近付いてきたのです。
「姉ちゃん その猫とそっくりな子猫入ってんねんけど もらってくれへん?」と
いやいや うちは一匹で精一杯やし 飼われへん..と答えると
「そしたらな おっちゃん実は明日から一週間 韓国行かなあかんから
預かってくれへんか?はい、これ おっちゃんの電話番号.. ほな たのんだで。」
段ボールの中から出てきた子猫を 腕に抱え べろべろに舐め始めたのです。
そして子猫は お腹に顔をうずめ おっぱいを探し
マロはオスなので 最初は いやいや違うって…という困った顔をしていましたが
そのうち もう好きにして…とお乳を吸わせ始めたのです。
その後も 毎日 マロのお乳は、子猫のよだれで びちょびちょ。そして充血...
でも、顔は恍惚… すっかりお母さん猫になっていたのでした。
一週間後 私は おっちゃんには電話しませんでした。
その番号が存在したかどうかも わかりませんし
もしくは 私は「猫さらい」..になってしまったかもしれません。
不思議なご縁の2匹は どちらも同じ白キジ
そう、コマの本名は コマロなのです。
私はコマが亡くなる2日前に あるお願いをしました。
生まれ変わって お母ちゃんたちのところに 早く戻ってきてね…と。
そして それから 毎日毎日
早くコマに会いたいと願い 空にメッセージを送っておりました。
そして ずっと父ちゃんと決めていたのです
生まれ変わりを信じて
コマが亡くなった後に 生まれたくらいの子猫を迎え入れようと。
そして四十九日を過ぎたあたりから ほぼ毎日
二人で里親募集のサイトなどを見て家族会議していました。
そんな ある夜中に 更新された募集の記事をチェック
その写真を見て 私の心は ズギューン!
これはコマだ!!と。
この目力、くまどり、長い尻尾、靴下 頭のMマーク!!
翌朝父ちゃんに写真を見せ すぐに連絡を!という事になったのです。
宇治のお寺で生まれた野良ちゃんの子供で ご住職に保護されていたそう。
あなたはコマちゃんですか?と子猫に尋ねると
ピンクのお口を おおきく開けて
「びゃゃーーーーーっ!」と答えました。
えっ!? そうなの?コマちゃんなの!?
もう一度 「びゃゃーーーーーっ!!」
すみません、兄弟も一緒に連れてきました。
…と募集主さん
今まで「猫は一匹までやでっ!」と厳しく私に言い続けてきた父ちゃん
兄弟猫を 抱き上げると同時にメロメロになり
やばい…かわいい…
こいつも一緒に飼おう..と。
思わず はあーーっ????
コマはね、戻ってきたよ。
そんで マロも一緒に連れてきた。そういう訳だ。
そう信じ込んでいる 親ばか夫婦なのです。
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by manges_tu
| 2016-12-03 17:14
| ◇コスチューム ジュエリー