2008年 04月 01日
タイル |
100年以上という事は確かですが
それ以上 はっきりとした時代はわかりません
『Hispano-Moresque』(イスパノ・モレスク)と呼ばれる様式のタイルらしく
ムーア人(マグリブの先住民ベルベル人)がスペインを征服し
8世紀初頭から15世紀までイスラムがスペインを支配していた時代に
影響を受けた様式だと 買付けた時に教えてもらいました。
その陶器の製法がスペインからマジョルカ島経由でイタリアに持ち込まれ マジョルカ焼きとなったそうです。
(以前にバルボッティーヌと呼ばれるフレンチマヨリカ(マジョルカ陶器)の事をお話した事がございますが その記事は→こちらです)
壁に埋め込んでアクセントで使っても、額装して壁に飾っても素敵です。
唐草模様や幾何学模様など、どうも連続文様や繋がった文様に弱い私です。
イスラム、仏教、キリスト教、ヒンズーなど
どの宗教美術でも見られるのではないでしょうか?
古代の人も魅了されていた
そんな途切れずに流れるラインに「永遠」という言葉を感じます。
サイズ 1枚が約9.2×5cm すべて並べた状態で約24,9cm 厚さ6mm
一枚に割れの修理あり
SOLD
by manges_tu
| 2008-04-01 16:10
| ◇陶器