2008年 07月 10日
買付け日記 ロンドン その5 |
今日は最終日でした。
お財布にわずかながら 予算が残っているので
リクエスト品を探す最後のチャンスとして 雨の中、市内の骨董屋をまわりました。
************************
今日は先日行った 大英博物館のお話を...
何回行っても その度 違う事を感じたり
あらたな発見があったり感動するのが 美術館や博物館
時間がある限り 行っておくべきなのですが なかなか時間が持てません
夕方前に駆け込んだ 大英博物館
ギリシャ、ローマ、ヨーロッパのコーナーだけまわってきました。
紀元前の人間の感性と そのおそるべし技術
きわめて優れた描写力
まるで馬の筋肉は震え 衣服の布のすれる音が聞こえてくるよう..
ガレとかドームのガラスに似ている...
けれど もっともっと大昔のガラス
1800-2000年前ほどのカメオ
ウエッジウッド?
いえいえ
こちらも2000年前の
カメオガラス
紀元前のシール(印章)
めのうにインタリオされた
モチーフを見るため
横に蝋に型を押したものを
展示しています。
※浮き彫りの事をカメオと
呼ぶのに対して、モチーフを
彫り込んだものをインタリオと
呼びます。
結局....
私が骨董市でいろいろ買い付けたり目にする「たかが100-200年前のもの」は
この時代のものの レプリカに過ぎない!と 毎度ながら驚く
銀製品も装身具もガラスも メダイヨンもどれもみな
作り手のお手本であって目標であって
使い手の懐古主義的なロマンであって...
でも、一貫して言えるのは 人間の手と知恵、自然の素材の力
今のように 映像も機械もない時代だからこそ ゆっくりと人間によって
受け継がれてきたものだったのですね
初心 忘れるべからず
やはり この博物館は何度も訪れるべきだ...と しみじみ思いました。
(しかも無料ってのが うれしい...)
******************************************
それにしても ずっと雨です
昨日まで降ったりやんだり...
でも今日は 一日中真夏の南仏から この寒いロンドンの気温差がツライ...
あわてて 長袖のTシャツとスパッツのようなアンダーウエアを購入
冷房用に持ってきたスカーフは常に首に巻かれ...
なんという天気! さすがイギリス!
私は 自称 晴れ女だったのですが...
イギリスで ニューアークという田舎町で大規模なアンティークフェアがあり
私は過去に10回以上は行っています。
そこで「雨に降られた事がない」というのは 数年前まで私の自慢でした。
イギリスの業者さんにそれを言うと 「それはすごい!」と驚かれます。
それだけ 雨が降る確率が多いフェアなのです。
しかし、リベンジのように4年前に一度どしゃ降りに合いました。
まあ、それ一度きりなのですが...
でも もういい加減 晴れ女を自慢するのはやめようと思っています。
お財布にわずかながら 予算が残っているので
リクエスト品を探す最後のチャンスとして 雨の中、市内の骨董屋をまわりました。
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今日は先日行った 大英博物館のお話を...
何回行っても その度 違う事を感じたり
あらたな発見があったり感動するのが 美術館や博物館
時間がある限り 行っておくべきなのですが なかなか時間が持てません
夕方前に駆け込んだ 大英博物館
ギリシャ、ローマ、ヨーロッパのコーナーだけまわってきました。
紀元前の人間の感性と そのおそるべし技術
きわめて優れた描写力
まるで馬の筋肉は震え 衣服の布のすれる音が聞こえてくるよう..
ガレとかドームのガラスに似ている...
けれど もっともっと大昔のガラス
1800-2000年前ほどのカメオ
ウエッジウッド?
いえいえ
こちらも2000年前の
カメオガラス
紀元前のシール(印章)
めのうにインタリオされた
モチーフを見るため
横に蝋に型を押したものを
展示しています。
※浮き彫りの事をカメオと
呼ぶのに対して、モチーフを
彫り込んだものをインタリオと
呼びます。
結局....
私が骨董市でいろいろ買い付けたり目にする「たかが100-200年前のもの」は
この時代のものの レプリカに過ぎない!と 毎度ながら驚く
銀製品も装身具もガラスも メダイヨンもどれもみな
作り手のお手本であって目標であって
使い手の懐古主義的なロマンであって...
でも、一貫して言えるのは 人間の手と知恵、自然の素材の力
今のように 映像も機械もない時代だからこそ ゆっくりと人間によって
受け継がれてきたものだったのですね
初心 忘れるべからず
やはり この博物館は何度も訪れるべきだ...と しみじみ思いました。
(しかも無料ってのが うれしい...)
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それにしても ずっと雨です
昨日まで降ったりやんだり...
でも今日は 一日中真夏の南仏から この寒いロンドンの気温差がツライ...
あわてて 長袖のTシャツとスパッツのようなアンダーウエアを購入
冷房用に持ってきたスカーフは常に首に巻かれ...
なんという天気! さすがイギリス!
私は 自称 晴れ女だったのですが...
イギリスで ニューアークという田舎町で大規模なアンティークフェアがあり
私は過去に10回以上は行っています。
そこで「雨に降られた事がない」というのは 数年前まで私の自慢でした。
イギリスの業者さんにそれを言うと 「それはすごい!」と驚かれます。
それだけ 雨が降る確率が多いフェアなのです。
しかし、リベンジのように4年前に一度どしゃ降りに合いました。
まあ、それ一度きりなのですが...
でも もういい加減 晴れ女を自慢するのはやめようと思っています。
by manges_tu
| 2008-07-10 02:59
| 買付け日記